今年(原版刊行当時)は228 事件発生後60 周年、228 公義平和運動が推進されてから20 周年を迎えます。過去20 年の名誉回復運動では、民間部門の推進の下、記念基金会、関懐協会( 考える会) などが続々と設立されたほか、記念碑が建てられました。同時に、事件の真相究明、責任の所在に関する整理および歴史的真相を復元する作業を行ってまいりました。
228 事件の歴史的真相を明らかにし、責任の所在を明確に整理するため、私たちは理性的かつ率直で誠意ある態度をもって事件に直面してきました。228 事件記念基金会は2003 年に計画を始めました。事件の研究者たちと法律、政治学者らが力を結集し、2006 年、順調に「228事件責任帰属研究報告」を出版しました。これは228 事件の顛末を記したもので、史料を通じて歴史的コンテクストについて実証し、事件の責任がどこにあるかを整理したものです。2006 年以降、当会は積極的に国際交流を推進してきました。国際人権団体と交流を行ってきたほか、世界の人々に228 事件を理解してもらうため、「228事件責任帰属研究報告」の内容を抜粋の上、編集し、英語版と日本語版を発行しました。
台湾は戒厳令解除後、20 年近くの民主化の過程を経て、世界の自由民主主義諸国に列するようになりました。民主と法治が次第に強化され、人々の意識にも深く浸透228 事件責任帰属するようになりましたが、過去に「党国一致体制」と独裁統治の下で起こった様々な不公正な行為は、依然として適切に処理されることなく、多くの歴史的真相は今も覆い隠されたままであり、曖昧なまま引き継がれた歴史が再び国民の間での衝突と不安を引き起こすことが懸念されています。唯一、歴史的真実に対する正視と探究、責任所在の整理と追及を通してのみ、歴史の闇を抜け出すことが出来ます。事件の反省を通じてこそ、社会正義と公正な歴史がもたらされ、台湾において「移行過程における正義(Transitional Justice)」が確立できるのです。
228 事件60 周年に当たり、痛ましい歴史の教訓を心に刻む必要があります。族群(エスニック・グループ)の区別なく、自由、民主および人権の理念を堅持すれば、ようやく手にした民主を守ることができるでしょう。当会はこの小冊子の出版により、より多くの国内外の人々に228 事件を知ってもらい、また台湾の主体意識と「移行過程における正義」の確立という目標とを理解してもらえるよう期待するものです。
作者簡介:
著者略歴(原版刊行当時の記録)
張炎憲(序文・結論)
総統府国史館館長
東京大学大学院文学博士
黄秀政(第1章)
国立中興大学歴史学科教授・元文学院院長
国立台湾師範大学文学博士
陳儀深(第2章)
中央研究院近代史研究所副研究員
国立政治大学政治学研究科博士
陳翠蓮(第3章)
国立政治大学台湾史研究所副教授
国立台湾大学政治学博士
李筱峰(第4章)
世新大学通識教育中心教授
国立台湾師範大学歴史研究科修士
何義麟(第4章)
国立台北教育大学社会科教育学科助理教授
東京大学博士
陳志龍(第5章)
国立台湾大学法学部教授
ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン 法学博士
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今年(原版刊行当時)は228 事件発生後60 周年、228 公義平和運動が推進されてから20 周年を迎えます。過去20 年の名誉回復運動では、民間部門の推進の下、記念基金会、関懐協会( 考える会) などが続々と設立されたほか、記念碑が建てられました。同時に、事件の真相究明、責任の所在に関する整理および歴史的真相を復元する作業を行ってまいりました。
228 事件の歴史的真相を明らかにし、責任の所在を明確に整理するため、私たちは理性的かつ率直で誠意ある態度をもって事件に直面してきました。228 事件記念基金会は2003 年に計画を始めました。事件の研究者たちと法律、政治学者らが力を結集し、2006 年、順調に「228事件責任帰属研究報告」を出版しました。これは228 事件の顛末を記したもので、史料を通じて歴史的コンテクストについて実証し、事件の責任がどこにあるかを整理したものです。2006 年以降、当会は積極的に国際交流を推進してきました。国際人権団体と交流を行ってきたほか、世界の人々に228 事件を理解してもらうため、「228事件責任帰属研究報告」の内容を抜粋の上、編集し、英語版と日本語版を発行しました。
台湾は戒厳令解除後、20 年近くの民主化の過程を経て、世界の自由民主主義諸国に列するようになりました。民主と法治が次第に強化され、人々の意識にも深く浸透228 事件責任帰属するようになりましたが、過去に「党国一致体制」と独裁統治の下で起こった様々な不公正な行為は、依然として適切に処理されることなく、多くの歴史的真相は今も覆い隠されたままであり、曖昧なまま引き継がれた歴史が再び国民の間での衝突と不安を引き起こすことが懸念されています。唯一、歴史的真実に対する正視と探究、責任所在の整理と追及を通してのみ、歴史の闇を抜け出すことが出来ます。事件の反省を通じてこそ、社会正義と公正な歴史がもたらされ、台湾において「移行過程における正義(Transitional Justice)」が確立できるのです。
228 事件60 周年に当たり、痛ましい歴史の教訓を心に刻む必要があります。族群(エスニック・グループ)の区別なく、自由、民主および人権の理念を堅持すれば、ようやく手にした民主を守ることができるでしょう。当会はこの小冊子の出版により、より多くの国内外の人々に228 事件を知ってもらい、また台湾の主体意識と「移行過程における正義」の確立という目標とを理解してもらえるよう期待するものです。
作者簡介:
著者略歴(原版刊行当時の記録)
張炎憲(序文・結論)
総統府国史館館長
東京大学大学院文学博士
黄秀政(第1章)
国立中興大学歴史学科教授・元文学院院長
国立台湾師範大学文学博士
陳儀深(第2章)
中央研究院近代史研究所副研究員
国立政治大学政治学研究科博士
陳翠蓮(第3章)
国立政治大学台湾史研究所副教授
国立台湾大学政治学博士
李筱峰(第4章)
世新大学通識教育中心教授
国立台湾師範大学歴史研究科修士
何義麟(第4章)
国立台北教育大学社会科教育学科助理教授
東京大学博士
陳志龍(第5章)
国立台湾大学法学部教授
ゲーテ大学フランクフルト・アム・マイン 法学博士
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