日本力。
バブル崩壊以後、国内には日本の経済・産業に対する悲観論が蔓延した。だが、ハイブリッド車をはじめとするエコカーでは日本車が世界のトップを走る。アニメなどのポップカルチャーも世界に普及している。日本企業の競争力・収益力は回復しており、世界の格付け機関による格付けも上昇傾向だ。日本を脅かす存在として、しばしば中国、韓国、インドの台頭が取り上げられる。だが、これらの国々を何度も訪問してきた著者は、その状況を冷静に分析すれば、日本や日本企業の強さは当面揺るがないと主張する。
例えば、中国は賃金の安さこそ大きな武器だが、法律や制度など市場経済の基本的体制はまだ整っていない。中国の輸出の大部分を担っているのが実は中国に進出した外国企業である。韓国経済ではサムスン電子の存在感ばかりが異常に大きい。全労働者に占める製造業労働者の割合は急減し、もはや製造業の国とは言えないほどだ。依然として階級制度が残るインドは貧困が蔓延し、一般国民の教育水準が低い。
著者は、客観的・相対的に立ち位置を評価した時、「日本力」は大きいことを認識すべきだと指摘。歴史、文化、現実の経済力に対して、過度な悲観論を抱き、本来あるべき成長の道を踏み誤ってはならないと呼びかける。
商品資料
出版社:N/A出版日期:2005-06-25ISBN/ISSN:9784062129824 語言:日文For input string: ""
裝訂方式:平裝
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