紹介
世界の小さくてかわいい
41の本の街を一堂に集めた
世界初のビジュアルガイドブックです。
本の街といえば、神保町を思い浮かべる人も多いかもしれませんが
Boekenstad(オランダ語) Village du Livres(フランス語)
Bokby(ノルウェー語) Bókabæirnir(アイスランド語)……表す言葉は違っても
実は「本の街」はカナダからアイルランド、オーストラリア、韓国まで
さまざまな場所に広がっています。
そのほとんどは
地元の人や本好きたちが協力し合って運営する
小さな本の街ですが、どこも、人を引きつける魅力に満ちた街です。
歴史ある街並みのなかに、本屋が並ぶ姿や
大自然のなかに、本が溢れる光景は
本好きにはたまりません。
登場するのは、「本の街」発祥の地であるウェールズのヘイ・オン・ワイや
内田洋子さんの著書で有名になったイタリアのモンテレッジョ(モンテレッジォ)
メアリー・ポピンズ(メリー・ポピンズ)と縁のあるオーストラリアのバウラル
村のあちこちで本を借りられ、アートと本であふれるインドのブヒラーなど
本好きの琴線に触れるような街ばかりです。
日本からは、世界最大規模の古書店街(書店街)として、神保町が番外編で紹介されています。
本の街の成り立ちや街の歴史、街の雰囲気を楽しめる
本好き、本屋好きの方にお薦めしたい1冊です。
著者について
ジャーナリスト、ブロガー。
イギリスのオンライン新聞『インディペンデント』のオンラインチームに所属。
ブログ「Shedworking(小屋オフィス)」(www.shedworking.co.uk)
および「Bookshelf( 本棚)」(www.onthebookshelf.co.uk)を運営している。 著書に『世界の不思議な図書館』(創元社)、『本棚の本』(グラフィック社)、
『小屋オフィス:働く場所の新しい選択(Shedworking: The Alternative WorkplaceRevolution)』
『図書リストの本(A Book of Book Lists)』がある。