内容紹介
特集
荒木経惟
77歳を迎えたアラーキーこと写真家・荒木経惟。
晩年の葛飾北斎が「画狂老人」と名乗ったように、
近年では、自らを「写狂老人」と呼び、新作を次々と生み出すなど
その制作への意欲は衰えることを知らない。
2017年は3つの大規模な個展に加え、
大小計15以上の展覧会が開催される荒木写真イヤー。
本特集ではその展覧会活動にスポットをあてるとともに、
最新インタビューのほか本邦初公開のスクラップブックや論考から、
荒木経惟の「写真」の現在に迫る。
SPECIAL FEATURE
荒木経惟
77年目のアラーキー、センチメンタルな写狂老人
SPECIAL PHOTO
鈴木親=撮影
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荒木経惟2017
新たなる写真への旅
タカザワケンジ=文
ARAKI AMORE/Last by Leica /淫春/
「写狂老人A」アラーキー@ISETAN─後期高齢書─/
机上の愛/写狂老人A 17.5.25で77齢 後期高齢写/
花遊園/東京墓情/写狂老人A/
花幽園/センチメンタルな旅 1971-2017-/
IMPOSSIBLE LOVE /私、写真。
POLANOGRAPHY
2017年展覧会リスト
最新インタビュー
千葉雅也=聞き手 鈴木親=撮影
初公開作品
《Photographs by Cartier-Presson》
清水穣=文
ESSAY
笑っていない遺影 大竹昭子=文
荒木経惟の私日記の世界 木村朗子=文
アラーキーという生き方 北澤ひろみ=文
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SPECIAL FEATURE
リー・キット 「Not untitled(無題ではない)」展
ARTIST INTERVIEW
泉太郎 Taro Izumi 松井みどり=聞き手